ずいぶん前に読んだ本ですが、視力に関する概念が大きく変わったので紹介します。

あなたの視力は必ず回復する! 中川和宏著 (三笠書房 知的生きかた文庫)

今アマゾンの中古でほぼタダみたいな金額ですが、いい本です!どんな本かというと

視力のしくみ

視力は2つの機能で成り立っている。

①ピントを調整する眼球自体の機能

②目で見た映像を脳が補正し認識する機能

①は眼球自体のレンズを調整する筋力があり、その性能によりピントが正確にあわせるたりぼやけたりする。②は眼球の網膜に映ったものが直接見えるわけではなく、脳で補正してより見えるような調整をしている。ということらしいです。

日本の目に関する認識は①の眼球のピントを合わせる筋力が落ちて視力が悪くなり、視力が良くなるという概念がない!

その為、視力低下を眼鏡やコンタクトレンズで矯正してしまうことで、体が回復しようとする力を発揮させずに悪くなる一方という事態をまねいているということらしいです。

目が悪くなる原因は眼球の筋力が凝り固まって動きが悪くなることで、最近だとスマートフォンやパソコンを見続けたり、作業で手元をずっと見ていたりすると、目の筋肉を動かすことがないので筋力が落ち視力が落ちてくる。

またストレスによっても脳の補正能力が能力が落ちるので、疲れていると視力も落ちるとのことでした。

実際生活上感じていることでしたので納得のいく理論でした。

視力回復法

  • 目の筋力ストレッチ、動きを良くする。
  • 脳の認識能力のストレッチ。
  • ストレスを解消し脳の能力を高める。

目の筋力ストレッチは基本裸眼で目を動かしたり遠くや近くのピント合わせの訓練をすることで、目の筋力をつけ動きを良くします。

脳の認識能力ストレッチは本に色々書いてありますがこれは意識をもってやらないとなかなかできない印象です。本屋でよく見かけるじっと見ていると絵が浮き上がってくる本などがピント調整と認識能力向上に良さそうです。

 

私がやっていること

この本を読んで、私は眼鏡の矯正を落とし視力0.6~0.7くらいにしました。(前の記事でも書いた乱視矯正もなくしました)矯正による目の疲れも少なくなり、気が向いた時に裸眼で顔を動かさず目だけぐりぐりと色んな所を見たり、電車に乗っている時に風景を遠い所近い所、動きを追ってみたりしています。

パソコンやモバイルで視力が落ちる感覚があるときには努めてやるようすると回復する実感はあります。基本めんどくさがりなので気が向いたらやる程度ですが、鍛えることで回復するという実感もあり、実際健康診断の視力検査では0.2程良くなった時もあります。(訓練度合いや疲労にもよる)

また朝起きたらいきなり眼鏡をかけず空間認識能力を高める為、裸眼(0.1~2くらい?)で朝の歯磨きやトイレ等の生活をしています。そうするとある程度ぼやけていなくても空間認識能力が高まり、眼鏡をかけた時に より見える気がします。(眼鏡かけっぱなしの生活で裸眼になると見える概念がないので最初はそうとう恐いと思いますがなれると割と大丈夫です)

つきつめるとかなり視力回復される方もいらっしゃるようですが、そこそこにやるくらいでも効果あるのでお勧めです。

詳しいことは本に書いてあるので興味のある方は読んでみてください。

スポンサードリンク