前回のブログで書いたように唾液を普段出すように心がけている私ですが、唾液の効能についての本を見かけたので読んでみました。

本の題名は「体の不調は唾液を増やして解消する」森 昭 著
(kindleunlimitedに登録すると無料で読めます。)

良く言われている口臭予防を含め色々と効能が書かれていましたが、興味を持ったのが下記の3つです。

  • アンチエイジング効果
  • 体調改善、病気予防
  • 歯の修復作用

アンチエイジング効果

唾液に含まれる下記のホルモンがアンチエイジングに良いとのことでした。

【パロチン】筋肉・内臓・骨・歯などの生育を助け発育を盛んにし若さを保つ

【EGF(上皮成長因子)】皮膚の傷を修復したり、新陳代謝を促す

【NGF(神経成長因子)】脳を活性化して若返らせる

また老化の原因である活性酸素が多いのは歯周病やドライマウスの方が多いとの研究結果もあり、逆に唾液により常に口内をうるおわすことで、活性酸素を減らし老化を防ぐ効果もあるらしいです。

昔から動物は傷をなめて治すという知識はありましたが、重要な成分があるのでそういった効果があるんだなーと納得です。

体調改善・病気予防

口が乾燥しドライマウスになることで【歯周病】⇒【糖尿病】⇒【高血圧】の原因を作ってしまうそう。

唾液を出すため口呼吸から鼻呼吸にすることで、のどの扁桃にバリアを張り扁桃炎やそれが原因で引き起こす体の不具合を防ぐことができる。

また呼吸を鼻ですることにより雑菌を鼻というフィルターで除いてくれ病気予防になる。

昔鼻炎がひどくほぼ口呼吸をしていたのですが、ダイレクトに菌に対峙していたんだな~と思い、もしかしたら口呼吸の菌に対抗するために鼻が異常に反応していたのかも。。いつの間にやら治ったので原因はわかりませんがそんな気もしました。

歯の修復効果

飲食後すぐに歯を磨かないほうがよい?

飲食後は口内が酸性になり歯の表面のエナメル質が溶け出すが、唾液により20~40分かけて中性に戻しその後の再石灰化できる状態に戻す。

そのためすぐに歯磨きをすることは弱り傷つきやすい状態のエナメル質を攻撃してしまうことになる。

ということから歯磨きは朝起きてすぐと寝る前が良いらしい。食後は口内を舐めて唾液で食べかすをとり歯間ブラシをするのが良いとのこと。

いや~ガシガシ磨いてましたよ。臭いのつよい料理を食べたときはすぐにでも磨きたくなるもんですね。これを読んで磨くにしても1時間くらい我慢した方がよさそうだなと思いました。

結果 鼻呼吸・唾液うるおい重要

これを読んでますます口呼吸は極力しないほうがいいと思いました。

口呼吸いいことなしです。

お元気な高齢な方は唾液が多いともありました。まさに自分で作る良薬ですね。

これは健康のためにも知っていた方が良い知識ですね~

 

 

スポンサードリンク